神丘遊陀だわいな

ああ～疲れた～！
3日間連続でライブに行って来たよ。 体がガタガタだ。
まず初日はJAPAN-狂撃-SPECIALやWART等が出てた日本侵略ツアーの神戸に行ってきた。動員もかなり多く，どのバンドも見応えあったな～。トリの狂撃の時，ウチら流血メンバーは全員最前列で応援していた。ようかい君の体がやけに綺麗なことや極道JUNZO氏の顔が美形であることにシロウは唾が溢れんばかりであったが本当に楽しいライブだった♪ 終了後，昭和過激氏にお疲れ様ですと言うと過激氏は「おお、遊陀～！今日はありがとうな，また茶でも行こや」と言ってくれ，去り際にボソっと僕に「二代目はお前や…」と呟き去っていった。
暴走結社なめんなよ ウッソ！！ 二日目はウチのスタッフ，バーバラ久美ととあるハードコアイベントに行ってきた。ライブハウスの中は屈強なハードコアパンクスで溢れ返っており，まるでマッドマックスや北斗の拳に出てくるジードの一味のようだった。激しい演奏とパフォーマンス，「コラァ～ボケェ！」客をあおる，拳を上げ応える客，スタッフが落ちそうなスピーカーを何度も押さえていた。 その内ラリったVoがステージを降りてきて客を殴り始めた。そしてその狂った拳がバーバラに… 「あああああああ！！」 僕は怒りに我を忘れた。 震えるぞハート！ 燃えつきるほどヒート！ 気が付けば僕はジードのようなVoを殴り倒していた。 「そんなものがお前のハードコアってやつかー！」 そいつは全身に波紋が回り意識がなくなっていく中僕に言った。 「お前 名前は？」
…遊陀。

「‥遊陀か…ええ名前や，強く そして美しい。お前みたいなんがおるんやったら日本のハードコア界も安心やな…」
そう言い残し，ジードは失神した。
ジードよ…お前はその革ジャンに付いている鋲のようにトガった生き方をしてきたのだな…
お前もまさしく強敵（とも）だった！ ３日目はスタンスパンクスのライブ， みんな元気そうだった。健一は声が枯れていた…　 テツシ君に早速昨日のことを話した。 「遊陀君は懐かしい土の匂いがする。遊陀君はこの時代にいなくてはいけない人だよ。今日より明日なんだ。」 そう言いステージに向かっていった。 ステージではみんな輝いていた。
今日より明日… スタンスパンクスと再会して僕は…
久々に人間に会った気がした。
ウッソ！！！！


※写真=昭和過激氏 JAPAN-狂撃-SPECIAL